Scalaの構築

ScalaはJVM上で動作するため、Javaのインストールが必要である。

公式ページ:https://www.scala-lang.org/

Javaのインストール

今回はOpenJDK12を使用する。

Scalaのインストール

ScalaをScala用ビルドツールであるsbtから使用する場合は、sbtのみインストールすればよい。以下ではsbtではなく、scalaコマンドを使用できるようにする。

1. ダウンロードサイトの「Other resources」より最新版のtgzアーカイブのURLを確認する
2. ダウンロードする

   curl -s -O https://downloads.lightbend.com/scala/2.13.0/scala-2.13.0.tgz

3. 展開する

   tar xvzf scala-*.tgz

4. アーカイブは削除する

   rm -f scala-*.tgz

5. インストール先に移動する

   mv scala-* /usr/local/

6. リンクを作成する

   ln -s /usr/local/scala-* /usr/local/scala

環境変数

1. 環境変数を設定し、パスを通す。
   

   export SCALA_HOME=/usr/local/scala
   export PATH=$SCALA_HOME/bin:$PATH

2. 実行確認する

   scala -version

3. 更に再起動・再ログインしても自動で設定されるように設定する。
   

   echo "" >> /etc/bashrc
   echo "# SCALA ENVIRONMENT VARIABLE" >> /etc/bashrc
   echo "export SCALA_HOME=$SCALA_HOME" >> /etc/bashrc
   echo "export PATH=\$SCALA_HOME/bin:\$PATH" >> /etc/bashrc