[201710] THE MARKETING NATION SUMMIT 2017

出席セッション:
・(日商エレクトロニクス)高単価商品で新たな顧客を創出。 IT商社の顧客視点のデジタルマーケティングの実践とABMへの挑戦
・(宣伝会議、IDOM、富士フイルム、リクルートライフスタイル)これからのMAの選び方と活用方法
・(早稲田大学大学院、シンフォニーマーケティング、横河電機)マーケティングの組織と人材育成
・(経営コンサルタント 神田昌典)「デジタル×アナログ=文理融合」で変革するマーケティングと営業

内容:

 近年デジタルマーケティング(ITを使ったマーケティング)はMA(マーケティングオートメーション)ツールの導入が進んでいる。
MAによって見込み顧客の行動分析から情報提供まで顧客別に最適なアクションを自動で行うことができ、その後の営業から販売のプロセスにマーケターは注力できるようになった。
更にデータ分析を行いKPIの算出もMAツールが自動で行ってくれるので、可視化された目標をチーム一丸となり追い、改善していくことができるようになった。

 ただし、MAツールの導入には2つの課題がある。

 1つはコンテンツの充実である。
見込み顧客に提供するコンテンツは予め人が用意しなければならない。
ただし、これは従来のデジタルマーケティングでも行われてきたことで、ターゲットの設定・購買プロセス仮説の設定・各購買プロセスにおけるコンテンツの制作という方法をとることで対応できる。

 もう1つの課題はMAツール導入と使いこなすためのIT人材の確保である。
MAツールを使用するには既存のデータベースからデータのインポート、WEBサイトへのタグの埋め込み、多機能なMAツールの自社向けの最適化、必要なデータ分析方法の設定が必要である。

 その上、近年は特定の機能に特化したMAツールが登場してきており、それらの連携も必要である。
これらを行うにはITスキルとマーケティングスキルの両方を持っていることが望ましいがその様な人材を確保するのは難しい。
IT業界とマーケティング業界の融合が進むことが期待される。


具体的なMAツールとして以下の紹介があった。
・uSonar:誤りのある顧客データのクレンジング(補正)を行う
・Sansan:名刺からデータ抽出とそのデータ管理を行う
・Salesforce:CRM(顧客データ管理)
・Marketo:顧客データ収集・分析と自動アクションを行う


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